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アルスラーン戦記・完結まで残り1巻における結末予想 [小説]

現在アニメ放映中の「アルスラーン戦記」。
アニメでは現在原作の第1部後半が描かれていて、おそらく第1部完結までは確実にアニメ化されると思われていますが、原作は第2部残り1巻、最終巻を残すのみというところまで来ています。
この作品に出会ったのはまだ私が高校生の時、「創竜伝」→「銀河英雄伝説」と田中芳樹作品に魅了されていたド真ん中の時期でした。
そして、この作品を初めて手にした時、既に原作は第1部が完結していて、第2部の9巻までは刊行されていました。第1部の段階で、「アルスラーン戦記は2部構成」「第1部は7巻、第2部は9巻」だと既に記されていて(記憶の中ではどちらも全7巻だったように思うのですが)、「銀河英雄伝説」のときもしっかりした構成でキッチリ10巻で終わらせているし、「アルスラーン戦記」も終わりがもう決まっているみたいだから、数年以内には完結するだろうなぁ、くらいに思っていました。
でも、ここからが本当に長くて、続刊が出るまで数年かかることなどザラ、昨年アニメ化したことでようやく完結まで見えてきた、という感じです。
第1部を読んだのがもう20年くらい前なので、おおよそのストーリーもほぼ忘れ去ってしまったため、アニメを見つついろいろ復習しているような感じです。


※ここから本作及び銀河英雄伝説のネタバレが多分に入ります。ご了承ください。
思えば、第1部はとてもきれいな英雄譚でした。
ルシタニアに敗れて戦場の中をダリューンと2人だけで脱出したアルスラーンが、紆余曲折を経てたくさんの仲間を得て王になるまでの話。
後にアルスラーンの十六翼将と言われる人たちはこの時点で15人しかいませんでしたし、蛇王ザッハークの復活阻止が万全ではありませんでしたが(復活の首謀者である尊師は死亡したので、阻止できたと言えなくもなかった)、最大の敵であったヒルメスはイリーナと共に静かな生活を選び、目の上のたんこぶ的存在だったアンドラゴラスは死亡、エステルはルシタニアに帰ったもののいずれ再会するだろうという期待感などがあり(このときは十六翼将の残り1人はエステルだろうと思っていました)、割といい未来が見えていました。

でも、2部に入ると状況が悪くなるばかりでした。
イリーナが死んだことでヒルメスが再び挙兵するわ、蛇王ザッハークはやはり復活するわ、パルスの周りは敵だらけになるわ。
そして、アルスラーンの十六翼将が揃ったとたんにバタバタ死に始め、そういえば銀英伝のときに「皆殺しの田中」言われてたなぁ、というのを思い出しました。
トゥースやザラーヴァントが死ぬのはまだわかるのですが、残り1巻を前にしてナルサスとアルフリードが死んだときは、しばらく凹みました。
まさかナルサスが死ぬとは、と。ダリューンとナルサスは死なないと思っていたのですが、でも銀英伝を思い返してみれば、キルヒアイスとかロイエンタールとか死んでたよなぁ、と。これが皆殺しの田中と言われる所以だよなぁ、と改めて思い返したりもしました。
アルフリードが、
「この戦いが終わって王都に帰ったらナルサスと式を挙げるんだ。」
と言ったときは、凄まじい死亡フラグが立ったと感じたものでしたが、まさかその通りになるとは。

というのを踏まえ、残り1巻なのに問題山積み状態で本当に終わるのか?、と思わずにいられない状況になっています。
とりあえず問題を列挙すると、

1.ナルサスがいない状況でギスカール&ヒルメスのいるマルヤムに攻め込まれようとしている
2.蛇王ザッハークが復活していて倒さないといけないし、トゥラーンは実質ザッハークに支配されているのでトゥラーンも敵
3.アンドラゴラスとタハミーネの実子候補が3人いて、最有力のフィトナが唆されてパルス王位を目指している
4.アルスラーンの結婚相手がいない

と、こんな感じ。

1については、エラムが対処するのでは?、という雰囲気があります。
ナルサスはエラムを一人前と認めたという風な発言をしていますし、エラムも味方の誰もが予想できなかった敵の情勢を推測して進言するなど、軍師の片鱗が見えている感じがありましたし、不安がありながらも世代交代していて、どうにかなりそうな感じがしました。
でも、周りの国がほとんど敵だという状況をどうにかできるのか、不安が残ります。

2については、アルスラーンが宝剣ルクナバートを持っているので倒せそうな感じもしますが、英雄カイ・ホスローがなぜザッハークを殺すのではなく封印したのか?、という謎も残っているため、その辺り書き切れるのかなぁ、と思ったり。
こういう絶対悪な敵がいる場合、共通の敵がいると人間同士は手を組みやすい、というのがあって、他国がパルスと協力してザッハークを倒す……という道が無きにしも非ずですが、現状を見る限り、限りなくなさそうな感じです。

3と4については、ナルサスが以前に、アンドラゴラス・タハミーネの実子とアルスラーンが結婚すれば、今後何の問題もなくなる、という発言をしていますが、アルスラーンとフィトナが結婚するとはどうにも思えません。
そもそも、アルスラーンは絶対にエステルと結婚すると思っていたのに、エステルは死んでしまいますし……
ナルサス曰く、2人の間にはまだ恋と呼べる感情はなかった、ということですが、2人の再会がエステルが死ぬ直前だったという最悪のパターンだったがために、アルスラーンは現時点でもエステルのことを引きずりまくっていて、結婚のけの字も見えない状態。(悩み事があると何度となくエステルのお墓参りをするくらい未練あり)
エラムに関しては、突如登場したアイーシャというドジっ子とくっつくような雰囲気が出ていますが、アルスラーンには相手もいない状態なので、もう結婚しないこともあり得るのでは?、と。
銀英伝のときは、ラインハルトに結婚願望はなくても、いずれヒルダと結婚するだろうというのが見えていましたし、かなり初期からヒルダはラインハルトの近くにいましたから、アルスラーン戦記に置き換えれば完全にエステルがその枠にいました。
第1部が完結した時は、実はエステルがアンドラゴラス・タハミーネの実子で、アルスラーンと結婚して解決、くらいのことを考えていたものでしたが。

そういうところから考えると、最終巻でアルスラーンが死ぬ可能性も十分あるな、と思うわけです。
アルスラーンは後世で解放王と呼ばれ、十六翼将と共に英雄として讃えられている、ということはわかっていますが、それがパルスの最後の王としてであったかもしれませんし、命と引き換えにザッハークを倒したからかもしれませんし。
アルスラーンの治世がかなり繁栄しているというのに加え、治世が短かったということで余計に後世で英雄扱いされている、というのもあるのかなぁ、と。
なにせ、銀英伝でもラインハルトは最後に死んでいますし……

逆に生き残りそうなのは、ギーヴ、ファランギース、ダリューン、辺りでしょうか。
ギーヴに関しては、銀英伝での軽薄系キャラ・ポプランが生き残っているから、という単純な理由ではありますが。
ギーヴが死ぬのであれば、現時点で謎のままのギーヴの過去について少し触れられそうなのですが、生き残って謎のまま終わりそうな感じもします。ファランギースを庇って死ぬというのはなさそうですし、ファランギースは精霊と会話できるので危機回避ができそうですし、死なないかなぁ、と。
ダリューンに関しては、アルスラーンの最初の戦いのときから一緒にいる人なので、全てを失ったアルスラーンがまたダリューンと2人で何かを始めようとする、という終わりがあり得なくもないかなぁ、と思うので。もしくは、今度はダリューンだけで何かを始めるとか。


他の十六翼将は、本当に誰が死んでもおかしくない感じです。
メルレインには、ぜひともヒルメスを討取ってもらいたいところですが、そこはやっぱりダリューンが、という思いもあったり。

ひとまず、おそらくは1年後くらいに出るだろう最終巻を待ちたいと思います。

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